中埜研究室の紹介

中埜研究室では,地震や津波などの外力に対して,建築物がどう挙動しどんな被害が生じるかを実験やコンピュータを用いたシミュレーション,被災地での実地調査等で検討しています。研究成果は,法律や設計基準,被害判定指針などに採用され,安全・安心な社会の実現に貢献しています。最近では,津波発生時に漂流する船舶に対して,建築物が崩壊しないための条件を整理することを目的とした衝突実験(下の動画)や,


発展途上国で多くみられる無補強組積造壁付き鉄筋コンクリート造架構(鉄筋コンクリートの柱と梁の中にレンガ壁が入れられた工法)の性能評価実験(下の動画)とそのシミュレーションモデルを提案するなど,安全安心な社会に向けて地震防災・津波防災への貢献を行っています。

加えて,研究成果の社会実装,国際交流の面では,バングラデシュで実施しているSATREPSプロジェクトで,5年間の研究成果を反映して作成した耐震診断マニュアルを用いたセミナーを実施するなど,真理の探究だけでなく実社会への貢献を強く意識した活動を行っています。


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このページでは,研究室で作成した研究紹介ポスターの展示を行っています。

研究室ポスターの展示


中埜研究室の研究内容(概要)

バングラデシュ国を対象としたSATREPSプロジェクト(英語, English)

東北地方太平洋沖地震 被害調査 その1

東北地方太平洋沖地震 被害調査 その2

NZ クライストチャーチ地震 被害調査 その1

NZ クライストチャーチ地震 被害調査 その2

無補強組積造壁を含む鉄筋コンクリート造脆弱架構の水平加力実験(英語,English)

無補強組積造壁の地震時挙動を推定するためのマクロモデリング手法(英語,English)

津波漂流船舶の衝突による架構崩壊に対する安全性検討手法とその検証実験 その1

津波漂流船舶の衝突による架構崩壊に対する安全性検討手法とその検証実験 その2

被害調査に基づく津波荷重評価に関する研究

津波被害を受けた鉄筋コンクリート造建築物の復旧状況調査

津波漂流船舶衝突時の衝撃外力が作用する建築物の応答評価に関する研究 その1

津波漂流船舶衝突時の衝撃外力が作用する建築物の応答評価に関する研究 その2

鉄筋腐食した鉄筋コンクリート造柱の軸力保持能力評価に関する研究

耐震改修された講堂建築物の振動性状変化に関する検討

せん断破壊型鉄筋コンクリート造柱の残存軸耐力に関する研究 その1

せん断破壊型鉄筋コンクリート造柱の残存軸耐力に関する研究 その2